Fate/Grand Order 第一部終了からの第二部へ
・Fate/Grand Order第一部完!
2016/12/25。無事に2016年中に人理を守ることが出来ました。スマートフォン向けゲームとしては、異例と云えるほどのウェイトのあるストーリーで、満足感の高い作品でした。プレイ後の余韻も強く、いろいろと考えさせられてしまうほどです。
そんなわけで、ちょっとした感想や考察をしてみましょう。
もちろんクリア前提のネタバレありなので、未クリアの方はご注意ください。
・ロマニの正体について
とうとうロマニ=ソロモンだと作中で明かされました。
ただ、これについては予想されていた方が多かったのではないでしょうか?
相当昔からロマニ=ソロモン説は掲示板等の考察で出ていましたしね。
その大きな理由としては、ロマニが指輪をしている*1ことですね。立ち絵では手袋をしていたため、指輪を隠しているのではないかと言われていたのも、その一つですね。
僕が気づいた――というか、確信を持ったのは、このイベント演出の直前です。
ピースとなったのは、
という二点が大きいですね。(もちろん、指輪等の考察もあります)
要するに「聖杯戦争で呼び出されたのがソロモンであったとして、聖杯の力で受肉した結果、ソロモンの偽物と敵対することを使命と知ったのだとしたら?」と考えたわけです。これなら、それなりにストーリーが通じますからね。
これは細かい部分が違っていたわけですが*3概ね当たっていました。
さて、そんな彼は自身の消失と引き換えにゲーティアに風穴を開けたわけですが、今後どうなるのか。
英霊の座からも消え去ったので完全な存在の消失のため、再登場は望めなさそうではありますが、それはそれでいろいろと問題が出てきそうです。
・カルデアという存在の今後
エピローグでダ・ヴィンチちゃんが言ったように、今後カルデアは魔術協会から高い注目を浴びる存在になります。人理焼失の観測からのこの一年間、まともに存在していたのがカルデアだけであり、それを解決したのですから仕方のないことではあります。
その中で主人公は階位を得ます。
これは、魔術協会の指定する階位で、一番上を『冠位』とした順で5つ目の位になります。ちなみに、蒼崎橙子が冠位を受けたのがTYPE-MOONでは有名ですね。
- 『冠位(グランド)』
- 『色位(ブランド)』
- 『典位(プライド)』
- 『祭位(フェス)』
- 『開位(コーズ)』
- 『長子(カウント)』
- 『末子(フレーム)』
主人公が階位を授けられたのは、カルデアとそのマスターが実質強い力を持ったため、魔術協会として首輪をかけたいという意識なのかと思うこともできます。
さらに、ロマニという最高責任者がいなくなったことも大きいわけです。アニムスフィア家の人間は既におらず、指揮をとれるのは英霊であるダ・ヴィンチちゃんだけなので、実質力を持つのが主人公だけになるわけですからね。
わざわざ演出をつけて階位を与えたということは、昇格も展開としてあるのではないかとも考えられます。
そんな風に魔術協会からの影響が強くなったカルデアが今後どうなるのか。
レイシフトも今後は気軽に行えなくなるでしょうし、これまでと同じような動きはできなくなるのは間違いないでしょう。メタ的に見れば、イベントでロマニは登場が出来なくなるわけなので、これまでの復刻イベントもなかなか出しにくい形になるのではないかと感がられます。
第二部はその上での展開なので、非常に気になるところです。
・マシュの存在
また気になってくるのがマシュの存在でもあります。
マシュは最終的にフォウ君*4の力を使うことで、通常の人間と同じぐらいの寿命を得たわけですが、デミサーヴァントとしての力を失ったわけではありません。魔術協会がこのマシュに注目する可能性は無きにしも非ずでしょう。
一瞬、「封印指定もあり得るのではないか?」とも考えましたが、根源を目指す魔術師的な思考を思えば、そこに対する貢献度は高いとは言えないので、そこまでの処理はされないでしょう。
ただ、個人的にもマシュの存在に関してはデミサーヴァントとしての特異性など(メタ的視点――宝具レベルがまだ3であることなどを含めて)、今後でも展開のさせようがあると思います。
・ホームズの行動
第7章、最終戦とホームズは登場をしなかったわけですが、これはもともと彼が「人理焼失の先にあること」を追っていたからですね。
実際この点に関してはほとんど語られていないわけですが、今後の第二部でのメインストーリーの展開で明らかになっていくでしょう。
(別の獣が現れることもあるとギルが言っていたように、そちらの件だとは思います)
そんなわけで、とりあえず思いついたことを書いてみました。
考察等の参考になればと思います。